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Posted by 滋賀咲くブログ. at

お遍路(5月8日)

5月7日に引き続き、この日のお天気は雲ひとつない快晴。徳島県も2つのお寺を残し土佐の国、高知県へ向かいます。平等寺、薬王寺、最御崎寺、津照寺、金剛頂寺、神峯寺、大日寺の予定です。この日最初のお寺、平等寺ではお遍路を見守るように観音像がやさしく微笑みます。新緑が目に美しく、気持ちのよい朝でした。清々しい空気の中、作法に則り粛々と参拝を進めていきます。
次に向かった徳島県の最後のお寺、薬王寺は司馬遼太郎著「空海の風景」に登場するお寺です。夫は生前、司馬遼太郎さんの本をたくさん読んでいましたので、一緒にお遍路を回ったらきっと喜んだのではと思うと、なんとなくうれしくなりました。階段の多いお寺でしたが、まだ朝のうちで体力がありましたので元気に上がることができました(^^)
高知県最初の最御崎寺は室戸岬のすぐ近くにあって、薬王寺からは約2時間かかります。車窓からきらきら光る海をながめながら岬をめざします。途中、先達さんの計らいで車を止めて太平洋を前に深呼吸。青年のお大師さんが修行をして悟りを開いたといわれる洞窟もめぐりました。


    平等寺の観音様                         大師堂(平等寺) 
                                       

    薬王寺の朱色の塔                       薬王寺の厄坂(厄除けの階段)


    「空海の風景」碑                        石仏(薬王寺)


    車窓から海をながめる                    海に向かう青年大師像


 弘法大師が修行をしたとされる御厨人窟(みくろど)  


Posted by romi. at 2007年06月01日00:16