この日はお昼前から気温がどんどん上がって、観音寺を参拝するころになると、まるで初夏のような暑さでした。このころになると読経も落ち着いて滞りなくできるようになってきました。継続は力ですね(^^)
観音寺、井戸寺、恩山寺、立江寺ともに街中や山のふもとのお寺でしたので比較的階段も少なく、暑ささえしのげれば体力的にはかなり温存されました。この日のお昼はおうどんの美味しいお店ということでしたがそのお店で頼んだのは“ちらし寿司” 暑かったのでひんやりとさっぱりとしたものがよいということで(^^)
夕方近くになって、この日最後の鶴林寺と太龍寺を巡りました。両方のお寺はともに山の上にありますので覚悟して行きましたが、思った通りの難所でした。
鶴林寺にはその名の通り、山門の両脇に鶴の彫刻があります。これまでのお寺では、すがたはそれぞれ違えども山門の両側にはあうんの仁王像か大きなわらじと決まっていました。そういった点で鶴は異色です。本堂前にも雌雄の鶴が両脇を固めています。なぜこのような一風変わったお寺なのか、なにか伝説があったはずなのですが、正直忘れてしまいました(^^)言い訳をしますと暑さと階段のしんどさでそれどころではありませんでした(笑)
そして、ロープウェイに乗ってこの日最後の太龍寺へ。全長3キロ近くを約10分かけて移動します。ガイドさん曰く、西日本最長とのことでした。かなり高い位置での移動で高所恐怖症の人は少しこわいかもしれません。中継地点での支柱部分でかなり揺れたのがちょっとしたスリルでした(^^)
太龍寺では本堂まで見上げるような長い階段が立ちはだかります。行けども行けども階段でした。ようやく上がりきり、参拝の後、いざ撮影となったとき思わぬアクシデントが。デジカメのメモリオーバーで撮影ができなくなってしまったのです!せっかくいい雰囲気なのに。たぶん警告の表示が出ていたんでしょうが悲しいかな気づきませんでした。メモリカードの予備もなくあきらめるほかありません。
メモリカードは翌日コンビニで買うことができましたが返す返すも残念でした。
その夜は、徳島県内のシティホテルに宿泊。最後の二つのお寺が効いたのか、夕ごはんとおふろの後は倒れこむように寝てしまいました。明日(5/8)は徳島県を後にし、高知県の室戸岬まで行きます。
井戸寺では縁日が行われていました 恩山寺にはソテツが植わっていました


立江寺のお大師さん 見上げた空と木がきれいだったので


鶴林寺の雌雄の鶴(本堂前)

白い牡丹の花(鶴林寺) こわいお顔の阿修羅像(鶴林寺)

鶴林寺から見える山々 鶴林寺の山門


ロープウェイから見た景色

夕暮れの太龍寺 この後から写すことができなくなりました(^^)